アテネ五輪金メダリスト、カラム・イブラヒム(エジプト)がK−1参戦



 K−1は11月20日(日本時間21日)、遠征先の米ハワイ・ホノルルで、アテネ五輪グレコローマン96kg級金メダリストのカラム・イブラヒム(エジプト)がK−1と契約し、大みそかの「Dynamite!!」(大阪ドーム)の総合格闘技マッチに出場することになった。対戦相手は未定。五輪の金メダリストが、五輪の直後にプロ入りするのは初めて。25歳(五輪時24歳)のイブラヒムはレスリング活動も続け、2008年北京五輪での連続金メダルを狙う。

 報道陣の前に姿を現したイブラヒムは
(写真)、「(米国最大手のプロレス団体の)WWEからも誘われていたが、私は生まれながらのファイター。戦うことが好きで、格闘技をやりたいのでK−1に参戦することにした。ボクシングと柔術の経験があり、総合の下地はある」とK−1入りの動機を説明した。

 K−1選手をほとんど知らないなど、プロ格闘技の知識はあまりないようだが、「誰が相手でも勝つ」と、レスリングだけでなく、この分野でも世界一になることを宣言した。

 



《前ページへ戻る》