シドニー五輪金メダリストのミカエル・ユングベリ(スウェーデン)が自殺




 2000年シドニー五輪のグレコローマン97kg級金メダリストのミカエル・ユングベリ(スウェーデン)が11月16日、自殺したことが分かった。34歳。病院に運ばれたあと、死亡したか、すでに死亡していたらしい。

 フランスの通信社などの報道によると、ユングベリは2002年に母を亡くし、その3週間後に離婚と、私生活で災難が続き、最近は古傷の悪化に悩まされていたという。さらにスウェーデン・レスリング協会からドーピングの疑惑もかけられ、追い詰められていたという。

 同選手は1993・95年に世界選手権で優勝し、96年アトランタ五輪で3位。その後も世界選手権で5位、7位、3位と入賞を果たし、シドニー五輪で優勝した。


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