アニマル浜口さんが「ゆうもうあ大賞」を受賞




 アニマル浜口さんが、過日の「流行語大賞」に続き、森喜朗・前首相が会長を務める「ゆうもあ大賞」を受賞し、12月10日、都内のホテルで表彰式が行われた。

 「ゆうもあ大賞」は、その年にユーモアで貢献し、明るい話題を提供した人に贈る賞。アニマル浜口さんは、「気合だ!」の掛け声で京子選手をアテネ五輪銅メダルに導くとともに、家庭の父親の権威失墜が問題になる現在において、日本に強い父親が生き残っていることをアピールし、その父親から素直な娘が育ったことを評価されての受賞。

 森喜朗前首相から賞を受けたアニマル浜口さんは、「京子が3連覇のあと、世界一を転落した。ちょうどシドニー・オリンピックをやっている時、講演先の北海道稚内で礼文島を見ながら、『人生って寂しいね』と言ってきたことがあった。『バカヤロー、ここからはい上がれ!』と怒鳴った。そこからはい上がってアテネへつなげた」と思い出を話し、「苦しい時、笑いとユーモアが必要なんだ」と、この賞の存在意義をアピールした。
(写真は、森前首相の前で「気合だ!」を披露する浜口さんと、他の2人の受賞者=ガッツ石松さん、綾小路きみまろさん=とともに)


 



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