アントニオ猪木さんが全日本大学グレコ選手権を観戦


    

  


 “燃える闘魂”アントニオ猪木さんが12月10日、東京・駒沢体育館を訪れ、全日本大学グレコローマン選手権を観戦した。猪木さんと懇意の日体大・藤本英男部長が、プロレス希望の選手で「会わせたい選手がいる」と呼びかけ、ハードスケジュールの合間をぬって駒沢体育館を訪れた。

 会場では、藤本部長が迎え入れ、全日本学生連盟の関正会長があいさつ。日本協会の高田裕司専務理事、プロレスラーでもある専大の馳浩監督、国士大の滝山将剛部長ら要人も挨拶し迎え入れた。

 猪木さんは、全日本チームの合宿を訪れたことはあり、7月の日体大のアテネ五輪壮行会の会場に来てくれるなどレスリング界とのつながりは太いが、レスリングの試合を生で見るのは初めてという。「最近は多くの選手がアマレスからプロに来ている。アマレス界に元気をつけてもらいたい。プロはいかに観客を集めるかが勝負だが、それにはいい選手が必要。いい選手をアマから送ってもらいたい」と、レスリング界へエールを送った。


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