浜口京子選手(ジャパンビバレッジ)がJOCのシンボルアスリートへ




 女子72kg級の浜口京子選手(ジャパンビバレッジ)が、日本オリンピック委員会(JOC)の「シンボルアスリート」の契約に同意し、12月15日、JOCから発表された。レスリングでは浜口のみが候補に上がっていた。

 「シンボルアスリート」とは、JOCが来年1月から始める収益事業で、企業がCMに起用したい人気選手に対し。年間1000万円の協力金を支払う代わりに肖像権をJOCに預けてもらい、スポンサー企業を募るもの。従来はJOCが各競技団体に強化費を補助する見返りに無償で選手の肖像権を管理し、スポンサー企業のCMに出演してもらっていた。

 選手はこの制度を辞退し、JOCに縛られることなく練習に専念したり、好きな企業のCMに出演する道を選ぶこともできる。今回は陸上の野口みずき選手、水泳の北島康介選手、スケートの清水宏保選手が辞退している。その場合、JOCから競技団体へ配分される強化費の金額に影響が及ぶ。



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