ことしの世界女子選手権は7階級で実施へ



 国際レスリング連盟(FILA)は1月22日、ことしのせ界女子選手権(9月11〜14日、米国ニューヨーク)を7階級で実施する方向であることを発表した。次回の理事会で正式決定される。

 ことしの世界選手権は、アテネ五輪の出場資格選考を兼ねるため、当初は五輪実施の4階級で行われる予定だった。しかし、今回の世界選手権を4階級で実施すると、「女子は4階級」ということをFILAが認めたと解釈され、2008年北京五輪以降も4階級実施となる危険性を考慮。国際オリンピック委員会(IOC)に対し、「女子も7階級」ということを訴え、2008年五輪以降の女子の7階級実施を実現するため、世界選手権は7階級で行う方針を示した。

 ただし、五輪の出場資格予選は、五輪実施階級(48、55、63、72kg級)のみで行われ、他の3階級の上位入賞国に出場資格は与えられない予定。



《前ページへ戻る》