岩間怜那が優勝、斎藤紀江は2位…ヤリギン国際大会



 ヤリギン国際大会は1月31日、ロシア・クラスノヤルスクで開幕。女子は最終的に9か国(日本、ロシア、アメリカ、ウクライナ、フィンランド、ギリシア、ラトビア、ブルガリア、モンゴル)が参加し、59kg級に出場した岩間怜那(リプレ)が予選リーグで1敗を喫しながらも敗者復活リーグで勝ち上がり、決勝でロシア選手を破って優勝した。同67kg級の斎藤紀江(ジャパンビバレッジ)は決勝でロシア選手に敗れ2位に終わった。

 後半の部では、48kg級の坂本真喜子(愛知・中京女大付高)、63kg級の正田絢子(東洋大)とも予選リーグを3連勝で通過した。

 各選手の成績は下記の通り(レポート、写真とも鈴木光強化委員長が現地より送信)。


 【59kg級】岩間怜那(リプレ)  優勝

1 回 戦 ●[判定] Gratseva(ロシア) 
2 回 戦 ○[Tフォール] Kuksina(ロシア)
3 回 戦 ○[判定] Efimtseva(ロシア)
敗者復活戦 ○[判定] Ivanova(ロシア)
敗者復活戦 ○[フォール] Tymen(モンゴル)
準 決 勝 ○[判定] Perepelkina(ロシア)
決    勝 ○[判定] Smolyakova(ロシア)

 【評】1回戦でポイントを取れず、判定負けのスタートとなったが2、3回戦を不利な審判にもかかわらず順調に勝ち進んだ。敗者復活戦において2勝し、準決勝でも順調に勝ち、決勝に進む。決勝も最初から積極的に攻め、後半多少追いかけられた部分もあるが優勝した。


 【67kg級】斉藤紀江(ジャパンビバレッジ)   2位

1回戦 ○[フォール] Suhodolina(ロシア)
2回戦 ○[判定] Bartnovskaya(ロシア)
3回戦 ●[判定] Gavrilova(ロシア)
決 勝 ●[判定] Yaroshevich(ロシア)

 【評】1、2回戦を積極果敢な攻撃を見せ、判定勝ちを収めたが、3回戦で判定負けを喫した。だが、Bartnovskaya、Gavrilovaとともに三つ巴となり、勝ち点8で斎藤とBartnovskayaが並び、直接対決の結果で斎藤がA組1位で決勝に進む。決勝ではタックルで4ポイント取られ、後半2ポイント返したが追いつかず、2位に終わった。


 【48kg級】坂本真喜子(愛知・中京女大付高)

1回戦 ○[判定] Oorzhak(ロシア)
2回戦 ○[フォール] Veitobva(ウクライナ)
3回戦 ○[フォール


 【63kg級】正田絢子(東洋大)

1回戦 ○[フォール] Volosova(Russia)
2回戦 ○[判定] Kaptashova(Russia)
3回戦 ○[判定] Khilko(Russia)





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