女子の第1回全日本合宿がスタート



 「ジャパンクイーンズカップ」(4月7日)の1、2位選手を中心とした女子ナショナルチームの第1回合宿が4月14日、東京・国立スポーツ科学センターでスタート。

 今回は世界選手権代表を決める参考試合はなく、練習のみ。全日本女子連盟の鈴木光強化委員長(日本協会強化副委員長=ジャパンビバレッジ)は「大会直後でケガ人も多く、全員が100%の練習をできるかどうか分らないが、100%に近い力を出せる練習にしたい」と全開宣言。栄養、リハビリ、医事などのカウンセリングのある環境なので、スポーツ医科学面の習得をも要求していくという。

 アジア選手権(6月5〜8日、インド・ニューデリー)の代表選考は、昨年末の全日本選手権と今回の「ジャパンクイーンズカップ」の成績などを参考に、5月初旬ころに日本協会首脳、女子強化担当コーチの話し合いによって選考する。鈴木強化委員長は「ベストメンバーかどうか分らないが、勝てるメンバーを派遣する。若手に経験を積ませるための遠征にはしない」という考えもっているという。

 合宿は19日まで。第2回合宿は5月1日から新潟県十日町市の日大合宿所で行われ、2日には世界選手権代表選考の参考試合が予定されている。




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