女子の世界選手権・W杯の日本代表決まる



 日本レスリング協会は7月16日、東京・北区の国立スポーツ科学センター(JISS)での全日本女子チーム合宿中に行った世界選手権代表選考のための最終参考試合の結果を受け、ことしの世界選手権(9月12〜14日、米国ニューヨーク)、ワールドカップ(10月11〜12日、東京・代々木第2体育館)の日本代表を下記の通り発表した。(注:ワールドカップは1階級に2選手が交互に出場できる)

 59kg級の世界選手権代表には、51kg級と55kg級で3度の世界一に輝いた山本聖子(ジャパンビバレッジ)が選ばれ、48kg級には17歳の坂本真喜子(愛知・中京女大付高)が選ばれた。17歳の選手が世界選手権の日本代表となるのは、1995年の浜口京子(70kg級)以来。

 全日本チームは22日まで同所で合宿したあと、8月1〜7日と同18〜23日に新潟県十日町市の日大レスリング部合宿所で合宿し、世界選手権へ臨む。


 【世界選手権】=55kg級、72kg級は発表済み

 
▼48kg級 坂本真喜子(愛知・中京女大付高)、▼51kg級 伊調千春(中京女大)、▼55kg級 吉田沙保里(中京女大)、▼59kg級 山本聖子(ジャパンビバレッジ)、▼63kg級 伊調馨(中京女大)、▼67kg級 斉藤紀江(ジャパンビバレッジ)、▼72kg級 浜口京子(ジャパンビバレッジ)

 
【ワールドカップ】

 
▼48kg級 坂本真喜子(愛知・中京女大)、山本美憂(PUREBRED)、▼51kg級 伊調千春(中京女大)、坂本日登美(中京女大)、▼55kg級 吉田沙保里(中京女大)、▼59kg級 山本聖子(ジャパンビバレッジ)、岩間怜那(リプレ)、▼63kg級 伊調馨(中京女大)。正田絢子(東洋大)、▼67kg級 斉藤紀江(ジャパンビバレッジ)、坂本襟(中京女大)、▼72kg級 浜口京子(ジャパンビバレッジ)


 【最終参考試合】

 ▼48kg級 
坂本真喜子(愛知・中京女大付高)○[4−2]●山本美憂(PUREBRED)

 ▼51kg級
伊調千春(中京女大)○[不戦勝]●坂本日登美(中京女大)

 ▼59kg級
山本聖子(ジャパンビバレッジ)○[4−0]●岩間怜那(リプレ)

 ▼63kg級
伊調馨(中京女大)○[3−0]●正田絢子(東洋大)

 ▼67kg級
斉藤紀江(ジャパンビバレッジ)○[Tフォール、10−0]●坂本襟(中京女大)



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