組み合わせ決まる…世界選手権・女子



 9月12〜14日、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われる世界選手権の計量と組み合わせ抽選が11日、同所で行なわれ、女子の組み合わせは下記の通り決まった。


 【48kg級】=29選手出場

 坂本真喜子(愛知・中京女大)は、釜山アジア大会2位のリディア・カラムチャコワ(タジギスタン、注:これまでトルクメニスタンとしてきましたが、タジギスタンと訂正します)と同ブロックで4選手のグループ。ここを勝ち抜くと、準々決勝では隣のブロックから00・01年世界チャンピオンのイリナ・メルニク(ウクライナ)との対決が予想され、ここで勝って4位以内となって五輪出場資格獲得となる。

 《試合予定》

予選1回戦 Mayerli Karipa(ベネズエラ)
予選2回戦 Nicoleta Badea(ルーマニア)
予選3回戦 Lidiya Karamchakova(タジギスタン)


 【51kg級】=18選手出場

 伊調千春(中京女大)は、ことしの欧州3位のアレクサンドラ・デンメル(ドイツ)と同ブロック。ロシア、カナダなどの強豪は反対ブロックへいった。

 《試合予定》

予選1回戦  BYE
予選2回戦 Emese Szabo(ハンガリー)
予選3回戦 Alexandra Demmel(ドイツ)


 【55kg級】=29選手出場

 吉田沙保里(中京女大)は、昨年6位のハンガリー選手と同ブロック。隣のブロックには昨年の51kg級世界チャンピオンのソフィア・ポウボウリドウ(ギリシア)、昨年3位のイダ・テレス・カールソン(スウェーデン)がいて、両ブロックを勝ち抜いた選手が決勝トーナメント予備戦で対戦。もう1回勝って4位以内となり、五輪出場資格を獲得する。

 昨年の決勝の相手のティナ・ジョージ(米国)は反対側のブロックとなった。

 《試合予定》

予選1回戦  BYE
予選2回戦 Olga Serbina(ベラルーシ)
予選3回戦 Kitti Godo(ハンガリー)


 【59kg級】=14選手出場

 山本聖子(ジャパンビバレッジ)は、台湾、カナダと同ブロック。ロシアは昨年の世界チャンピオンではなく、ナタリア・イワシェンコが出場してきて、反対のブロックとなった。

 《試合予定》

予選1回戦 Huang Yu-Ning(台湾)
予選2回戦  BYE
予選3回戦 Emily Richardson(カナダ)


 【63kg級】=27選手出場

 伊調馨(中京女大)は、2回戦(初戦)で昨年の67kg級2位で2度の世界チャンピオンの経験があるクルスチアン・レネ・レグランド(フランス)と対戦。隣のリーグには、世界V5のニコラ・ハートマン(オーストリア)がいる。勝ち抜いた同士が戦い、勝つと4位以内で五輪出場資格を手にできる。

 伊調が3月に負けたサラ・マクマン(米国)は反対のブロックで世界V2のサラ・エリクソン(スウェーデン)と同ブロック。同じく伊調が釜山アジア大会で負けているシュ・ハイアン(中国)も反対ブロック。

 《試合予定》

予選1回戦  BYE
予選2回戦 Agoro Papavasileiou(ギリシア)
予選3回戦 Christiane Renee Legrand(フランス)


 【67kg級】=13選手出場

 斉藤紀江(ジャパンビバレッジ)は、4選手リーグで、昨年3位で00年67g級世界チャンピオンのクリスティ・マラノ(米国)と同リーグ。反対ブロックでは、昨年の世界チャンピオンのカテリナ・ブルミストラバ(ウクライナ)、72kg級で02年欧州チャンピオンのスベトラーナ・マルチネンコ(ロシア)、浜口を2度破ったことのあるニナ・イングリッシュ(ドイツ)が同グループとなった。

 《試合予定》

予選1回戦 Martina Zyklova(チェコ)
予選2回戦 Jodeen Marie Macgregor(ニュージーランド)
予選3回戦 Kristie Marano(米国)


 【72kg級】=23選手出場

 浜口京子(ジャパンビバレッジ)は、ウクライナ、インドと同リーグ。隣のリーグで01年世界チャンピオンのエディタ・ビトコウスカ(ポーランド)がいて、勝ち抜いた同士の勝者が4位以内となって五輪出場資格を獲得する。

 反対ブロックでは、浜口を昨秋破ったアヘネワ・アクフォ(カナダ)と昨年2位のワン・シュ(中国)が同ブロック。地元のトッカラ・モンゴメリー(米国)も反対ブロック。

 《試合予定》

予選1回戦 Svitlana Sayenko(ウクライナ)
予選2回戦  BYE
予選3回戦 Sonika Kalirman(インド)




《前ページへ戻る》