加藤賢三は初戦黒星…世界グレコ選手権第2日(午前)
世界グレコローマン選手権第2日は10月3日、パリ郊外クレテイユのロバート・ウーブロン・スポーツ・ホールで行われ、後半3階級がスタート。96kg級の加藤賢三(自衛隊)は昨年世界3位のアリ・モロフ(ブルガリア)に0−3で敗れて黒星スタートとなった。
加藤は第1ピリオドの半ばにパッシブを受け、ローリングを2回受けて3失点。第2ピリオドも攻撃できなかった。
60kg級の笹本睦(綜合警備保障)と74kg級の永田克彦(新日本プロレス職)は、ともに1回戦はBYE(試合なし)で、午後(日本時間4日未明)のセッションの2回戦が初戦となる。
前半の4階級の決勝トーナメントが始まり、120kg級ではシドニー五輪130kg級でアレクサンダー・カレリン(ロシア)を破った金メダリストのルロン・ガードナー(米国)がロシアの新星のハッサン・バロエフに0−3で敗れた。
55kg級のイム・ダオウォン(韓国)、84kg級のハムザ・イェルリカヤ(トルコ)ら日本選手を破った選手が勝ち進んでいる。
日本選手の成績は下記の通り。(写真=保高幸子)
【60kg級】笹本睦(綜合警備保障) 42選手出場
予選1回戦 BYE
【74kg級】永田克彦(新日本プロレス職) 40選手出場
予選1回戦 BYE
【96kg級】加藤賢三(自衛隊) 43選手出場
予選1回戦 ●[0−3] Ali Mollov(ブルガリア)