R・ガードナーが右足中指を切断



 シドニー五輪グレコローマン130kg級でアレクサンダー・カレリン(ロシア)の4連覇を阻み、昨年も世界一に輝いたルロン・ガードナー(米国)が3月28日、凍傷のため右足中指を切断することとなった。

 同選手は2月14日、故郷ワイオミング州アフトンの雪山の中で迷い、氷点下25〜30度の中で一夜をすごした。翌朝、レスキュー隊に発見されて病院に運ばれ治療を受けていたが、切断を宣告された。

 しかしガードナーは元気で「入院当初は両足切断の可能性もあると言われた。指の1本くらい問題はない」とし、回復後はマットに戻ることを明言している。




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