田南部力(警視庁)らが勝ち抜く…プレーオフ
6月14日、明治乳業杯全日本選抜選手権のあと、昨年の全日本チャンピオンが負けた階級で、今回の優勝選手と世界選手権とアジア大会の代表を決めるプレーオフが行われ、55kg級ではシドニー五輪54kg級出場の田南部力(警視庁)らが勝ち上がった。しかしアトランタ、シドニー両五輪出場のフリー84kg級の川合達夫(群馬・板倉高教)は負傷のため、棄権した。
なおグレコローマン76kg級の全日本チャンピオンで、今回は74kg級で2位となった菅太一(警視庁)は、対戦相手の永田克彦(新日本プロレス職)も同69kg級の全日本チャンピオンだったため、プレーオフは行われなかった。
試合後、強化委員会が行われたが、世界選手権とアジア大会の代表決定は後日に持ち越された。試合結果は下記の通り。
◎フリースタイル
【55kg級】
▼1回戦
平井進悟(綜合警備保障=01年58kg級全日本王者)○[5−3]●松永共広(日体大=01年54kg級全日本王者)
▼2回戦
田南部力(警視庁=今回優勝)○[11−5]●平井進悟(綜合警備保障)
【66kg級】
▼1回戦
宮田和幸(クリナップ=01年69kg級全日本王者)○[4-2=6:37]●金渕清文(国士大助手=01年63kg級全日本王者)
▼2回戦
池松和彦(日体大=今回優勝)○[負傷棄権、0:38=0-1]●宮田和幸(クリナップ)
【84kg級】
仙波勝敏(立命館大=今回優勝)○[不戦勝]●川合達夫(板倉高教=01年85kg級全日本王者)
◎グレコローマン
【55kg級】
村田知也(日野ク=01年54kg級全日本王者)○[3-1=6:33]●安原隆(自衛隊=今回優勝)
【96kg級】
森角裕介(新日本プロレス職=01年97kg級全日本王者)○[4−0]●加藤賢三(大東大=今回優勝)
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