世界女子合宿がスタート
世界女子合宿が7月21日、東京・北区の国立スポーツ科学センターでスタート。全日本女子連盟の栄和人強化委員の指導のもと、初日から日本流トレーニングの厳しさを見せつけた。
集まったのは、新旧世界チャンピオン8人(日本選手3人)を含めた11か国49選手。前日に到着し、移動の疲れや時差ぼけ、外の気温34.7度という暑さの中、全日本女子連盟の栄和人強化委員(愛知・中京女大付高教)の指導のもと、スパーリングを中心に約3時間、汗を流した。
外国選手は、習慣の違いもあるのだろうが、スパーリングの合間にマット際に座り込む選手が多く、日本式練習にげんなりの様子。世界各国へ修業の経験のある世界チャンピオンのサラ・エリクソン(スウェーデン)は「日本の練習はとても長くてきつい。スウェーデンでは、2時間もやることはない。でも、この中で本当の強さが身についていくのかも」と話す。
栄強化委員は、「体力は、絶対に日本トップ選手の方が外国選手よりある」と言う。しかし外国選手はここ一番の瞬発力や集中力があり、まして本番に強いので、そのあたりを日本選手に学んでほしいと要望した。
同所での練習は25日まで。23日には練習試合が行われる予定。
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