代替開催にギリシアなど10か国が名乗り


 国際レスリング連盟(FILA)はことしの世界選手権開催について、11か国が代替開催を申し出ていることを明らかにした。

 FILAからの連絡では「FILAと米国レスリング協会の協議の結果、参加選手の安全とビザの発給の保証ができず、ニューヨーク開催が中止となった」としているが、米国レスリング協会はHP上で、あるいは「USAツデー」紙上で、12月6−9日のニューヨーク開催をFILAに提案したとなっており、食い違いを見せている。

 いずれにせよ、10日のFILA理事会で決定されるものと思われる。代替開催は3スタイルでの開催を希望するギリシア、スロバキア、1〜3スタイルでの開催を希望するトルコ、1〜2スタイルでの開催を希望するハンガリー、ウクライナなどが申し出ている。

 3スタイル同時開催の場合は、12月2〜9日の間、分散開催の場合は、フリー・女子が11月8〜11日、グレコが11月29日〜12月2日の日程になる見込み。



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