アブダビ大会出場選手が公開練習

 世界サブミッションレスリング選手権(通称アブダビコンバット大会)に出場する小幡邦彦(山梨学院大)、平井満生(綜合警備保障)、池田秀治(山梨学院大)、藤田尚志(山梨学院大)、福田大樹(山梨学院大)の5選手が2月24日、都内のRJW(リアル・ジャパン・レスリング)道場で公開練習。リングスの高阪剛、パンクラスの菊田早苗、修斗の桜井“マッハ”速人らプロ選手らとも関節技・絞め技ありの練習をした。

 RJWはレスリング出身選手を中心とした総合格闘技道場で、この日の練習には阿部裕幸(拓大OB)、星野勇二(国士大OB)、矢野倍達(専大OB)らも参加。5選手の中に旧知の間柄もおり、比較的すんなりとけ込めた様子。

 藤田尚志、福田大樹の重量級選手と練習した高阪剛は「腰が強い」と、なかなかテークダウンされないレスリング選手の腰の強さを絶賛。関節技などを知らないのでアブダビコンバット大会での勝利は明言しなかったが、「本格的に練習して関節技とかを覚えたら強くなるよ」と話す。

 若き全日本王者の小幡邦彦と手合わせした桜井“マッハ”速人は「強いし、うまい」と評価。アブダビ大会では「タックルして逃げて、タックルして逃げてをくり返せば勝てるんじゃないかな。寝技につきあわない方がいい」とアドバイスを送った。

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