永田克彦らが出席…プロレス大賞授賞式

 東京スポーツ新聞社恒例のプロレス大賞の授賞式が1月4日、都内のホテルで行われ、レスリング特別賞を受賞したグレコローマン69kg級の永田克彦(警視庁)、女子51kg級の坂本日登美(中京女大)、同56kg級の山本聖子(日大)の3選手が表賞を受けた。

 永田は「プロレス大賞の受賞は、オリンピックとともに夢だった。素晴らしい選手とともに賞を受けることができるのは光栄です。来年は、兄(裕司=新日本プロレス)がIWGPの王座を取り、自分が世界選手権の金メダルを取って、兄弟での受賞を目標としたい」とあいさつ。受賞後、「目標を高く置き、自分を追い詰めることはいいことだと思います」と話し、金メダル獲得宣言がリップサービスでないことを強調した。

 パーティーでは、報道陣の要請で最優秀選手賞に輝いた桜庭和志選手(高田道場=中大レスリング部OB)と記念撮影におさまったり、ホテル・ロビーで少年ファンからサインや記念撮影をねだられるなど、五輪銀メダリストの人気を示していた。

 パーティーでは、プロ・アマの交流を進めようとする日本協会の福田富昭専務理事があいさつ。「PRIDE」を主催するドリームステージの森下直人社長と初対面し、今後の交流を約した。

 桜庭とともに会場に姿を見せたフリースタイル130kg級全日本王者の今村雄介(高田道場)が、アマを卒業してプロ参戦を明言。時期は未定だが「PRIDE」のリングでファイトすることを表明した。

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